MHFGは買いであるか?
MHFG(みずほフィナンシャルグループ)は買いであるか?
サブプライム問題が大きくなる中で、今買うべきかを予想してみたいと
思います。
<基礎データ>
当社の時価総額は 5.2兆円、PERは 9倍、PBR1.43倍である。
この時価総額は任天堂の7.6兆円より安いのである。
任天堂は現在非常に高い成長(世界市場でパイを増やしているから)をしているためであるが、
感覚的には任天堂が高いコーポレートガバナンスやマネジメントをしているとは
思えない。
単純に考えると、規制に守られ、インフラ的な役割のメガバンクが
任天堂より安いというのはありえないので、基本的には割安ではないかと思われます。
さらに考える部分として、
・今期の減益幅
・上記の利益水準から見て高いか安いか?
日経平均は1年で15%下落であるが、
当社は45%以上下落している。
前期の当期利益は6209億円
(前々期比4.5%減少)
中間に関しては、
単独であると6264億円(連結で3270億円程度)
みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)が11月14日に発表した
2007年9月中間期の連結純利益は前年同期比16.6%減の3270億6100万円だった。
米国の低所得者向け(サブプライム)住宅ローン関連で700億円の損失を計上した。
→(三菱UFJの損失幅は四半期で2倍になり、半期で4倍の損失になるかも。みずほで同様のロジックで考えれば2800〜3000億円の損失か?※)
今期の予想当期利益は6500億円であるので、そこからさらなる追加損失分2000億円の損失分を引くと
4500億円になる。大幅な下方修正である
従来の予想は7500億円であったが、実際は4500億円と予想よりも40%程度乖離することになり、
さらには、その後の不安があるために、短期的に考えるとみずほは確実に下がると思われます。
しばらく安くなってから買うのが賢明です。
<おすすめ投資情報>
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