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2008年01月06日

ウェブドゥジャパンは買いか?

ウェブドゥジャパンは買いであるか?

1. ビジネスモデル
当社は以下のビジネスモデルである。
(1)エンジニア派遣
(2)モバイル検索エンジン
(3)モバイルサイトの制作受託→特にパチンコメーカーからが多い。

ビジネスモデル的にはバランスが良い。かつ、業界内では営業力があることに定評がある。

2. 株価動向
ここ3ヶ月では、15万〜30万円の範囲で推移。

3. バリュー
現在の時価総額は50億円程度。当社の当期利益が1.6億円を考慮すれば、PERは31倍とまずまずの水準。当期利益の成長率は15%〜30%を考慮すると、PERは25〜28倍、
扱っている分野が今後伸びるモバイルコンテンツ業界であることを考慮すると
若干割安である。

・結論
現在の株価は145,000円であるが、サブプライムの問題で全体的に下落しているので、
短期的勝負するならば12万円台で待ち、1年程度の保有を考えれば当銘柄のPERが15〜18倍になる付近の9万円前後であれば確実に買いですね。

2007年11月26日

ザッパラスってどうよ?

ザッパラスについて分析してみます。

業績については現状まで堅調に推移していますが、
当期利益444M(2006年4月)→664M(2007年4月)、

つまり当期利益ベースで1.5倍になっていますが、

今期については果たして、同じような成長が可能かというのが
評価のポイントです。

当社の業態を売上高で見てみると、

デジタルコンテンツ事業(千円) 5,142M ←前期比128.0%増加
コマース関連事業(千円) 1,570M ←前期比 134.2%増加
その他の事業(千円) 226M ←前期比171.6%増加

という感じですが、

デジタルコンテンツは30%増加、
コマースが30%増加という感じで、主力事業がまあまあ順調な感じがします。

しかし、Eコマースについては、
業界的には儲かっているという話は聞かないので、
実質上、モバイルコンテンツが当社の収益の柱になっているはずです。

当社は、「占い」が強く、「待受画面」や「趣味」がその次に来ます。
メインコンテンツは恐らくは、DoCoMoの売上がコンテンツ売上の中で60%を
占めているので、DoCoMoの公式サイト(占い)であろうと思われます。

公式コンテンツは90以上もあり、1コンテンツ辺りの売上は乱暴に言えば
50M程度ですが、実際は何か一つか二つのコンテンツが
牽引しているはずなので、

当社のHPを見る限り、
i 無料★占いが順調に推移しているだけなのではないかと
思われます。

しかし・・・。
このコンテンツは無料であり、
広告モデルであると思われるのだが・・・。

しかし!
実際登録してみると、
この無料というのは表面だけであって、

実際に無料占いをやってみると、
簡単な結果は無料、
さらに詳しくは、当社が運営する公式サイトへ誘導されるということです。

ということは、
当社は占いに関して、相当の会員数を有するということです。
ざっくりベースで計算すると、80万人もいます!!!

悩める乙女の数が増えれば増えるほど、
かつDoCoMoの公式の順位が変わらなければ当社の
収益モデルは順調に30%成長するものと思われます。

来期の当期利益は恐らく、控え見目に見て、850M(30%成長で)
まあ、モーニングスターの提供するアナリスト予想も30%程度と見ているので、
妥当な気がします。

しかし、当社が本気で収益を急激に伸ばすとしたら
また、ここは最近流行りの電子書籍への進出は必須であると思えますが
(特に女性会員獲得が得意な当社なら相当いけそうだが・・・)

そのプレスリリースがあるならば狙い目でしょう!
それが無ければ、ニュートラルで。

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2007年10月29日

サイバーエージェントは割安でした。

先日、特集したサイバーエージェントが本日前日比+12.60%と爆上げしました。
まあ、当然でしょう。

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2007年10月28日

サイバーエージェントは割安か?

サイバーエージェントについて分析すれば、

1. ネット系でNo.1の広告代理店である。
2. アメブロというネットメディアを開発中である。
3. 有力な子会社および他のネット系の会社の株式を保有している。

という点で、
特に注目するのは3の部分であろうと思われます。

1についてはネット広告業界の成長率が3割程度であるので、
以前ほどのPERがつく要素にならないと思われます。

2についてはトラフィックが多いわりには有力なメディアになっていないので、
除外

3が当社の一番のポイントになる気がします。

今期3/31の中間決算の中で、

営業投資有価証券が78億円
投資有価証券 22億円(うち約8億円が債券)
関係会社株式 53億円
(当社の資産の半分が株式なんですね!)
→ミクシィ売却については20億円(8月に確定)利益がでていますので、
ミクシィ分の資産が減少します。

残りの保有資産の詳細を見てみると(前期の有価証券報告書を参考)、

<有価証券の優良資産>
株式会社アイスタイル 4.8億円  →上場見送り(持ち株比率は8%程度)

<有価証券の懸念的資産>
ジェット証券株式会社 9.9億円  →業界負け組みなので減損?
株式会社プリーバ    1.8億円 →消費者金融なので減損対象

<優良連結子会社>
株式会社シーエー・モバイル →売上100億円の優良企業(時価総額180億円???)
株式会社ECナビ →利益は相応にでてるらしい。
株式会社ネットプライス →変な会社を子会社化しなければまずまず

<精算>
株式会社アメーバブックス →精算
株式会社ストアファクトリー →精算  

具体的に当社の含み益でかんがえた場合、
アイスタイルの上場の可能性とか、優良子会社の上場とかであると思われますが、
今ベンチャー企業が上場するのは厳しいので、しばらくは塩漬けになるのではないかと
思われます。

それを考えれば、当社の利益が急成長する理由というのは、
実はモバイル広告業界が急成長することになるが、
目下それは時期早尚である(ただし、3年後は成長分野になると思われます)。
あとは、機関投資家が興味を持つ時期がいつぐらいになるかという点でしょうが、
サブプライムの問題で直近のところは期待薄であるかもしれません。

また、個人的な見解ですが、
SEOしかできないフルスピードの時価総額が426億円、
ネット系No.1の広告代理店で、優良なモバイル会社を子会社に持ち、かつ
比較的に安定的な収益エンジンがある当社が481億円というのは非常にいびつであると
思え、割安でないかなといえる状況である(CAモバイルが化けたらすごい)。

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