【ハゲタカはNOVAに注目!】
BNPパリバ証券が11.85%保有していることが分かった。7月30日に市場外取引を通じ、市場価格とほぼ同水準の71円で取得(取得総額は約5億7000万円)
NOVAの株式は、07年3月末時点で猿橋社長が実質的に7割を握っているが、ここのところの不祥事による経営悪化に伴い、株価が低迷傾向にある。時価総額は43億円と規模が1/10程度のGABAと同水準。
なぜハゲタカは、NOVAを買い増しているのか?
今のNOVAの状態は経営的には、推測するに、
利益を出すために、必死で拠点数を減らす→
そのため、顧客は遠い拠点に通わなければならなくなり、かつ生徒が集中するので
さらに予約がとりづらくなるので解約をする
→判例により適正価格での解約をしなければならないので、さらに収益が圧迫
→収益を上げるためには講師・日本人チューターの給与を下げなければならないので、士気低下
→サービス低下が起こるので生徒は解約して、かつ「NOVAに入らないほうがいい」という口コミが増える
→売上、収益ともに大幅に減る
→今までよりもCMが減る
→「NOVAに入らないほうがいい」という口コミの方がCMよりも影響が大きくなる
→売上、収益ともに大幅に減る
ある一定の規模にまで縮むまで続く(1年〜2年程度)。
と衰退のスパイラルですね(破滅へのスパイラル)。
しかし、BNPパリバ証券は取得した11.85%の株式を8/6にはUBS証券に貸株を行っており、UBS証券はグループ会社にさらにそれを貸株、そこはさらに他の投資家へ貸株を行っている状態です(まあ、ハガタカによる短期の空売りということでしょうか?)
それにしても、BNPパリバは@71円で取得したのに、魂胆は何なんでしょうか?もはや、NOVAには目ぼしい資産は無いのに・・・(資産的には一応は現金・未収入金125億円あるが、生徒返さないといけない債務は255億円もあるので、実質破綻???)。
また、NOVAは8/14にセリングビジョン社に1000万円程度(@60円)の第三者割り当てをすることを決めたというのであるが、この期に及んで何をやってるのか?という感じです。
しかしながら、外資のハゲタカはこの死にかけの企業に目を尖らせているというのは事実です。
今後の動向に目が離せません!
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